カップボードをオーダーするなら?おすすめ工房・サービス6選のアイキャッチ

カップボードをオーダーで作ることを考えたとき、最初に悩むのが「どこに頼めばいいか」という問題です。

工房の特徴や得意な素材はさまざまで、選び方を間違えると後悔につながります。

この記事では、国内の人気工房・サービス6社を比較し、失敗しない選び方もあわせて解説します。

結論|カップボードをオーダーするなら、まずこの6社から選ぼう

高品質なオーダーカップボードが設置されたキッチン空間
この記事の結論

フルオーダーで寸法・素材・面材すべてにこだわりたいなら、zealworks(ジールワークス)が最有力です。

費用を抑えつつデザイン性も確保したいなら、KAGUCOCO(カグ ⊃ ⊃)のセミオーダーが現実的な選択肢になります。

無垢材の温もりを重視するなら、施工事例が豊富な家具工房ツリーベまたはフリーハンドイマイの職人系工房を検討してみてください。

6社 比較対象
1mm フルオーダーの最小単位
5段階 発注から納品の流れ

セミオーダーとフルオーダー、何が違う?

セミオーダーとフルオーダーの違いを示す比較図解

カップボードを「オーダーする」とひと口に言っても、大きく2つの方向性があります。

ひとつはセミオーダー、もうひとつはフルオーダー(造作家具)です。

項目 セミオーダー フルオーダー
寸法の自由度 規格サイズから選択 1mm単位で指定可能
面材・素材 用意されたカラー・柄から選択 無垢材・突板・メラミンなど自由に選択
キッチンとの統一感 限定的 同じ面材・取っ手で完全統一が可能
納期の目安 比較的短め 4〜12週間程度
費用 抑えやすい 仕様次第で高額になる

セミオーダーはメーカーが用意した豊富な規格から選ぶ仕組みで、選択肢の多さと比較的手頃な費用感が強みです。

フルオーダーは1mm単位で寸法を指定し、素材・面材・取っ手・引き出し数まで細かく設計するため、「ほぼ理想通りの家具が作れる」と感じる人が多いです。

フルオーダーカップボードのメリット
  • キッチンの扉・取っ手と同じ仕様で統一感を出せる
  • 変形スペースや低い梁にも対応した寸法で製作できる
  • 引き出しの深さ・数・仕切りも用途に合わせて設計できる
  • 無垢材・突板など素材の選択肢が広く、経年変化も楽しめる
フルオーダーのデメリット
  • 製作期間が長く、入居・リフォームのスケジュールに余裕が必要
  • 仕様変更は製作開始後にはほぼ対応不可
  • 既製品・セミオーダーと比べて費用が高くなりやすい

既製品と比べると費用は上がりますが、「長く使える家具への投資」と考えると納得感を得やすいです。

10年・20年と使い続けることを考えれば、最初にしっかり設計に時間をかける価値は十分あります。

失敗しないための選び方チェックリスト

オーダーカップボードが設置された美しいキッチン空間

工房・サービスを選ぶ前に、自分が何を優先するかを整理しておくと迷いが減ります。

カップボード選び 事前チェックリスト
  • 設置スペースの幅・高さ・奥行きを正確に採寸した
  • 既存キッチンの面材・扉・取っ手の仕様を確認した
  • 炊飯器・電子レンジなどの家電の寸法と熱・蒸気の逃がし方を考慮した
  • 引き出し・扉・スライドトレイなど収納方式の希望をまとめた
  • 使いたい素材(無垢材・突板・メラミンなど)のイメージがある
  • ショールームで実物を確認できる環境にあるか確認した
  • 制作〜納品までの期間と自分のスケジュールが合う
ポイント:ショールーム訪問で後悔が減る

写真やカタログだけでは素材の質感・重量感・引き出しの滑らかさは伝わりません。

可能であれば実物を触れるショールームに足を運ぶと、イメージとのギャップを事前に確認できます。

注意:寸法は「ぴったり」より「少し余裕を持たせる」

壁面ぴったりに合わせると、搬入時に通路を通れないケースがあります。

搬入経路(玄関・廊下・ドア幅)も採寸しておくと安心です。

1
zealworks(ジールワークス)
  • 完全フルオーダー(1mm単位の寸法指定)
  • キッチン扉・取っ手と同じ面材で統一できる
  • 価格の透明性が高い(サイト上で目安を確認しやすい)
公式サイトへ
2
KAGUCOCO(カグ ⊃ ⊃)
  • セミオーダー・カスタマイズ家具のオンラインショップ
  • Napoliシリーズはコストパフォーマンス重視の人気商品
  • UV塗装仕上げのMacaronシリーズは4色から選択可能
公式サイトへ
3
ARUS(アルス)
  • オーダー家具・壁面収納を専門に手がける工房
  • 豊富なオプションパーツで機能性を高められる
  • スライドトレイ+MOISSで炊飯器の蒸気対策も可能
公式サイトへ
4
家具工房ツリーベ
  • 無垢材・自然素材を中心とした職人系オーダー工房
  • メープル・ナラ・ウォールナットなど豊富な樹種
  • 施工事例が多数公開されており、完成イメージを確認しやすい
公式サイトへ
5
oguma(オグマ)
  • 食器棚・カップボードを得意とするオーダーメイド家具工房
  • 機能性とデザイン性を両立したオーダー製作に対応
  • 個別の要望に合わせた設計が可能
公式サイトへ
6
フリーハンドイマイ
  • オーダーキッチン・オーダー家具を手がける職人工房
  • ナラ板目など自然素材の家具づくりが得意
  • 「言語化しづらい空気感」を大切にしたデザインが特徴
公式サイトへ

おすすめ6社の詳細レビュー

それぞれの工房・サービスについて、特徴・強み・向いているユーザー像を詳しく解説します。

zealworks(ジールワークス)|1mm単位の完全フルオーダーで理想を形に

zealworks(ジールワークス)|1mm単位の完全フルオーダーで理想を形に出典: zealworks.jp
zealworks ショールーム
zealworks(ジールワークス)
対応方法ショールームあり
オーダー方式完全フルオーダー(1mm単位)
対応エリア公式サイトで確認

キッチンと完全統一できる、本格フルオーダーの定番

zealworksの「JustPlan オーダー食器棚・カップボード」は、1mm単位の寸法指定が可能な完全フルオーダーシリーズです。

特に評価が高いのが、既存キッチンの扉と同じ面材・取っ手を使えることです。

キッチンとカップボードで別々の面材を使うと、どうしても「後付け感」が出てしまいます。

zealworksはこの課題をまっすぐ解決しており、リフォーム・新築どちらのシーンでも重宝されます。

メラミンカウンターは複数種から選べ、引き出し・開き扉のソフトクローズも標準対応しています。

良い点
  • 1mm単位の完全フルオーダーで設置スペースにぴったり合う
  • キッチン扉・取っ手と同じ仕様を選べて統一感が出る
  • 引き出し・扉ともにソフトクローズ標準対応
気になる点
  • 完全フルオーダーのため、製作期間に余裕が必要
  • 詳細な価格は見積もりが必要

KAGUCOCO(カグ ⊃ ⊃)|豊富なシリーズから選ぶセミオーダーの定番

KAGUCOCO(カグ ⊃ ⊃)|豊富なシリーズから選ぶセミオーダーの定番出典: www.kagucoco.jp
KAGUCOCO セミオーダー食器棚
KAGUCOCO(カグ ⊃ ⊃)
対応方法ECサイト(オンライン注文)
対応エリア全国(配送対応)
シリーズNapoli / MADO / Macaron / Dormy

コスパ重視のセミオーダーなら、シリーズ展開が充実

KAGUCOCOはセミオーダー・カスタマイズ家具のオンラインショップで、食器棚・カップボードに特化したシリーズを複数展開しています。

Napoliシリーズは「コストパフォーマンス当店No.1」とうたわれており、幅88.8cmと116.3cmのラインナップがあります。

UV塗装仕上げのMacaronシリーズは4色のマットカラーから選べ、シンプルモダンなキッチンとの相性が良い印象です。

開放感を重視した側板レス設計のMADOシリーズなど、ライフスタイルに合わせたラインナップが揃っています。

良い点
  • オンラインで完結するため手軽に注文できる
  • 複数シリーズから用途・予算に合わせて選択可能
  • UV塗装仕上げシリーズでお手入れがしやすい
気になる点
  • フルオーダーに比べると寸法の自由度は限定的
  • 面材のカスタマイズはシリーズ内の選択肢に限られる

ARUS(アルス)|豊富なオプションで機能性を徹底的に追求

ARUS(アルス)
対応方法ショールームあり
得意分野オーダー家具・壁面収納

「収納の機能性」にとことんこだわるなら

ARUSは「機能性、デザイン性にこだわる」をコンセプトに掲げるオーダー家具・壁面収納の工房です。

カップボードのオプションパーツが充実しているのが大きな特徴で、スライドトレイ+MOISSの組み合わせは炊飯器の蒸気を吸収・放散できるので、木部への影響を軽減できます。

ダストボックスワゴンや作業台トレイなど、日々の調理・片付けの動線を意識したオプションを選べます。

壁面収納との組み合わせも得意で、キッチン空間全体をトータルでオーダーしたい方にも向いています。

良い点
  • 炊飯器の蒸気対策(MOISS付きスライドトレイ)など機能的なオプションが豊富
  • 壁面収納と合わせてキッチン空間全体を設計できる
  • FAQコンテンツが充実していて疑問を解消しやすい
気になる点
  • オプションが多い分、仕様決定に時間がかかる場合がある
  • 詳細な価格・納期は公式サイトで要確認

家具工房ツリーベ|無垢材の温もりと豊富な施工事例

メープルのキッチンボード カトラリー仕切りつき 5173
メープルのキッチンボード(カトラリー仕切りつき)― 家具工房ツリーベ 施工事例
出典: www.treebe-f.com
家具工房ツリーベ|無垢材の温もりと豊富な施工事例出典: www.treebe-f.com
家具工房ツリーベ
家具工房ツリーベ
対応方法ショールームあり
使用素材ナラ・メープル・ウォールナットなど無垢材
対応エリア公式サイトで確認

施工事例の多さが信頼の証。無垢材好きに響く工房

家具工房ツリーベは、無垢材・自然素材にこだわったオーダーメイド家具を手がける工房です。

公式サイトに掲載された施工事例の数が多く、「メープルのキッチンボード(カトラリー仕切りつき)」「ナラ無垢材天板と扉の幅230cmキッチンボード」「昭和レトロガラス引き戸の吊戸棚付きカップボード」など、具体的なイメージを持って依頼できます。

ウォールナット材のルーバー扉レンジ台など、意匠性の高い仕様も実績があります。

「木の経年変化を楽しみたい」「唯一無二の家具を作りたい」という方には、施工事例を見ながら相談できるのが大きな強みです。

良い点
  • ナラ・メープル・ウォールナットなど豊富な樹種から選べる
  • 施工事例が多く、完成イメージを事前に確認しやすい
  • 大型(幅230cm超)の製作実績もあり
気になる点
  • 無垢材は湿気や温度変化に注意が必要
  • 費用・納期は個別見積もりが必要

oguma(オグマ)|食器棚・カップボードに特化したオーダーメイド

oguma(オグマ)|食器棚・カップボードに特化したオーダーメイド出典: www.oguma-co.jp
oguma オーダーメイド家具
oguma(オグマ)
得意分野食器棚・カップボードのオーダーメイド

食器棚・カップボードに絞り込んだ専門工房

ogumaは食器棚・カップボードのオーダーメイドを得意とする専門工房です。

公式サイトにはカップボード専用のページが用意されており、詳細な仕様や事例を確認しながら検討できます。

「食器棚・カップボードに特化した工房に頼みたい」という方にとって、専門性の高さは大きな安心材料になります。

詳細な価格・対応エリアについては、公式サイトから直接お問い合わせください。

良い点
  • 食器棚・カップボードに特化した専門工房で安心感がある
  • 個別の要望に合わせた細かい設計が可能
気になる点
  • 価格・納期は見積もりが必要

フリーハンドイマイ|個性派デザインのオーダーキッチン・家具工房

フリーハンドイマイ
対応エリア神奈川県拠点(詳細は公式サイトで確認)
得意分野オーダーキッチン・オーダー家具

「言語化しづらい美しさ」を形にする、個性派職人工房

フリーハンドイマイは、「言語化しづらい何か」「古き良きを愛でる」をコンセプトに掲げる注文家具屋です。

ナラ板目のダイニングボードなど、木材の表情を活かした独特のデザインが特徴で、既製品では出せない個性を求める方に向いています。

オーダーキッチンとのトータルコーディネートも得意で、カタログ請求にも対応しています。

Google Mapsでの評価は満点の5つ星で、口コミ数はまだ少ないものの高い満足度が伺えます。

良い点
  • キッチンとのトータルオーダーで統一感のある空間が作れる
  • 個性的なデザイン・木材の表情にこだわりたい方に向いている
  • カタログ請求でじっくり検討できる
気になる点
  • 神奈川県拠点のため、遠方の方は対応エリアを確認が必要
  • 費用・納期は問い合わせが必要
Google Mapの口コミ ★★★★★ 5.0 (2件) 有限会社フリーハンドイマイ
口コミ件数はまだ少ないものの、評価はいずれも満点の5つ星です。詳細な口コミはGoogleマップでご確認ください。
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発注から納品の流れ(5ステップ)

オーダーカップボードの発注から納品までの5ステップフロー

オーダーカップボードを初めて依頼する場合、どのような手順で進むかをあらかじめ知っておくと安心です。

1

ヒアリング・採寸

設置スペースの幅・高さ・奥行きを正確に採寸します。

収納したい食器の量・家電の種類・ライフスタイルの希望も伝えると、設計がスムーズに進みます。

2

デザイン提案・見積もり

ヒアリング内容をもとに、工房側がデザインを提案します。

素材・面材・引き出し数・オプション(ソフトクローズ、MOISSトレイなど)を確定し、見積もりを受け取ります。

3

素材・仕様の最終確認

可能であればショールームで実物のサンプルを確認しながら、最終的な素材と仕様を決定します。

この段階でしっかり確認しておくことが、後悔を防ぐ最大のポイントです。

4

製作

発注後、製作がスタートします。

フルオーダーの場合、製作期間は一般的に4〜12週間程度が目安です(工房・仕様により異なります)。

仕様変更は製作開始後には対応が難しいため、この段階までにしっかり固めておくことが重要です。

5

納品・設置

製作が完了したら、工房スタッフが搬入・設置を行います。

搬入経路(玄関・廊下・ドア幅)は事前に確認しておきましょう。

具体例:製作期間のスケジュールイメージ

たとえば、新築引き渡し2ヶ月前に相談を始めると、ヒアリング・見積もりに2〜3週間、製作に4〜8週間かかることがあります。

引き渡し直前に注文すると間に合わない可能性があるため、入居・リフォームの3〜4ヶ月前を目安に動き始めるのが安心です。

オーダーカップボードでよくある失敗と対策

オーダーカップボードでよくある5大失敗パターン図解

実際にオーダー家具を検討・発注した経験者が陥りやすい失敗パターンを整理しました。

事前に知っておくだけで、大半の失敗は防げます。

よくある失敗パターン
  • 寸法を誤って採寸し、完成品が搬入できなかった
  • キッチンの面材と色・質感が微妙に合わなかった
  • 炊飯器の蒸気対策(スライドトレイのMOISSなど)を考慮しなかった
  • 引き渡し直前に注文して製作期間が足りなかった
  • 見積もりを1社だけで確定してしまい、相場感が掴めなかった

「オーダー家具は作り直しが効かないので、ヒアリングと採寸の段階にいちばん時間をかけるべきだった」

オーダー家具購入経験者の声(一般的な体験談)

特に「寸法の誤り」と「スケジュールの見通しの甘さ」が2大失敗要因です。

ショールームに足を運んで実物のサイズ感を確認し、搬入経路も採寸しておくことで、ほとんどの失敗は防げます。

よくある質問

カップボードをオーダーするとどのくらいかかる?
費用は仕様・素材・工房によって大きく異なります。セミオーダーは比較的抑えやすく、フルオーダーの無垢材仕様は高額になる傾向があります。各工房の公式サイトから見積もりを依頼し、相場感を複数社で比較することをおすすめします。
カップボードのオーダー製作にはどのくらいの期間がかかる?
フルオーダーの場合、ヒアリング〜納品まで2〜4ヶ月程度を見ておくのが一般的です。製作期間だけで4〜12週間かかるケースもあるため、新築・リフォームのスケジュールに合わせて早めに動き始めることをおすすめします。
キッチンの面材と揃えることはできる?
zealworksのように「キッチン扉と同じ面材・取っ手を選べる」仕様に対応しているフルオーダー工房であれば、完全統一が可能です。ショールームでキッチンメーカーの仕様書を持参して相談するとスムーズです。
炊飯器の蒸気対策はどうすればいい?
スライドトレイにMOISSを採用することで、蒸気を吸収・放散して木部へのダメージを軽減できます。ARUSのようにオプションとして選べる工房もあるので、ヒアリング時に炊飯器のサイズと使い方を伝えて相談してみてください。
セミオーダーとフルオーダー、どちらを選ぶべき?
設置スペースが標準的で予算を抑えたいならセミオーダーが現実的です。変形スペース・キッチンとの統一感・素材の強いこだわりがあるなら、フルオーダーを選ぶ価値があります。どちらも「長く使える家具への投資」として考えると、後悔しにくい選択ができます。

まとめ

カップボードをオーダーで作るなら、まず「セミオーダーかフルオーダーか」「どの工房が自分のニーズに合うか」を整理することが先決です。

まとめ
  • フルオーダーは1mm単位の寸法指定が可能で、キッチンとの完全統一が実現できる
  • セミオーダーは費用を抑えつつ豊富な選択肢から選べる(KAGUCOCOなど)
  • zealworksはキッチン面材・取っ手との統一感を重視するならおすすめ
  • 無垢材の温もりにこだわるなら家具工房ツリーベやフリーハンドイマイが向いている
  • 発注からスムーズに進めるには、入居・リフォームの3〜4ヶ月前に動き始めるのが理想
  • 複数工房に見積もりを依頼して比較するのが後悔しない選択への近道

既製品では実現できない「自分の空間にぴったりの家具」を、ぜひオーダーで手に入れてください。

迷ったらまず比較表を見直して、自分の優先順位に合う工房を探してみてください。

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